BMWグループ、半導体の長期供給契約を締結…需給バランスを正常化へ

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BMWグループ(BMW Group)は12月8日、車載半導体の供給を長期的に確保するために、INOVA Semiconductors社とGlobal Foundries社の2社と供給契約を締結した、と発表した。

この契約により、BMWグループには、年間数100万個の車載半導体の供給を受けることが保証される。この半導体は、BMWグループが共同開発したスマートLEDテクノロジーの「ISE LED」に使用されている。BMWの新世代EVの『iX』に初めて採用され、さらなるモデルに展開される予定だ。

今回の2社との合意は、自動車産業における半導体の需給バランスを正常化するというBMWグループのコミットメントのひとつの例。技術革新をさらに加速するための取り組みでもあるという。

現在の自動車には、すべての電子機器の作動に必要な数千個の半導体が搭載されている。これらは、コンピューターでさまざまなタスクを実行したり、データを保存したり、複数のタスクを同時に処理したりすることで、さまざまな機能を果たす。将来的には、自動車に搭載される電子部品のシェアは、さらに高まると予想されている。

BMWグループは、サプライヤーと協力する新しい方法を模索しており、半導体など戦略的に重要なコンポーネントの場合、サプライヤーネットワークにより密接に関与していく、としている。


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《森脇稔》

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