スキャンツール導入支援、公募初日に打ち切り…予算額を超過

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国土交通省は10月4日、整備事業者のスキャンツール導入を支援する補助事業について2021年度の補助金交付申請額が予算額を超過する見込みとなり、申請受付を開始した10月4日で受付を打ち切ったと発表した。

国土交通省は、自動車整備技術の高度化を図り、次世代自動車の省エネ性能維持を推進するため、自動車整備事業者が、車載電子機器の故障や劣化を把握できるスキャもンツールの導入を支援する。2021年度の補助事業として10月4日に申請受付を開始した。しかし、補助金を求める整備事業者の申請が相次ぎ、補助申請の概算合計額が予算額を超過する見込みとなったことから即日で申請受付を打ち切った。

スキャンツールが必要となるOBD点検が導入され、今後、OBD車検も導入される中、スキャンツール購入の補助を求める整備事業者が急増している。補助事業では一定の要件を満たすスキャンツールを新たに購入する場合、経費の一部を補助するもので、補助率は3分の1。1事業場あたりの補助上限額は15万円。

《レスポンス編集部》

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