三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、小型マイクロバスの新型『ローザ』を発表。8月より順次販売を開始する。
新型ローザは、車両の運行状態をバスの運行管理者向けにリアルタイムで管理・通知するテレマティクスデバイス「バスコネクト」を新たに搭載した。バスが発信する情報は、モバイル回線を経由してクラウド上のFUSOデータベースに蓄積。PCやスマートフォンで専用ページにアクセスすれば、車両の現在地や運行状況を把握でき、車両トラブル時のスピード対応や、業務効率の改善、危険運転の予防など、ビジネスシーンで幅広く活用できる。
新型ローザは各種法規にも対応。J-OBD II(車載式故障診断装置システム)や加速走行騒音規制に適合した。また、明るい時間帯でも車両の被視認性を高める「デイタイムランニングライト」や、夕暮れ時のヘッドランプの点け忘れを回避できるオートライトを採用。加えて、助手席シートベルトを締めていない場合にもインジケーターにて警報することで注意を促す「助手席シートベルトリマインダー」の採用や、補助席のシートベルト装着義務化にも対応したほか、燃料漏れ防止基準に対応した燃料タンクを搭載した。
車体カラーはオーシャンブルー、ハニーイエローの2色を新たに追加した。
価格は4P10+(T6)175psエンジン、6速デュオニック2.0、29人乗りプロライン ロングボデーが785万8000円など。