日本自動車タイヤ協会は7月16日、2021年自動車タイヤ国内需要見通しの修正を発表した。
それによると新車用タイヤ需要は乗用車用タイヤが上期(1~6月)実績で、前年同期比16%増となった。下期も前年を上回ると見込みだが、回復に力強さがなく、年間では当初見通しより2万本減の3327万9000本に修正した。
小型トラックタイヤは上期実績が前年同期比20%増となった。下期も前年を上回ると見込みで、年間では当初見通しより30万5000本増の491万3000本に上方修正した。トラック・バス用タイヤは、上期実績が同12%増で、下期も前年を上回ると見込み。年間では当初見通しより5万8000本増の123万9000本に修正した。
また、市販用タイヤの販社販売需要動向では、乗用車の夏用タイヤが当初見通しより7000本増の3227万2000本に修正した。冬用タイヤは当初見通しより80万4000本増の1540万5000本へ修正した。
小型トラックの夏用タイヤは当初見通しより18万6000本増の920万5000本、冬用タイヤが当初見通しより29万5000本増の430万8000本へ修正した。トラック・バス用の夏用タイヤは当初見通しより8万1000本増の280万6000本、冬用タイヤが当初見通しより4万5000本増の240万2000本に修正した。