ホンダ米国販売は2年ぶりに増加…CR-V が31%増 2021年第1四半期

ホンダ CR-V (北米仕様)
  • ホンダ CR-V (北米仕様)
  • ホンダ・パスポート (北米仕様)
  • ホンダ・パイロット(北米仕様)
  • ホンダ HR-V(日本名:ヴェゼルに相当)(北米仕様)
  • ホンダ・フィット(北米仕様)
  • ホンダ・シビック・セダン(北米仕様)
  • ホンダ・アコード (北米仕様)
  • ホンダ・オデッセイ(北米仕様)

ホンダ(Honda)の米国部門のアメリカンホンダは4月2日、2021年第1四半期(1~3月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は34万7091台。前年同期比は16.2%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。

全販売台数34万7091台のうち、ホンダブランドは30万9203台。前年同期比は14.4%増とプラスに転じた。乗用車は前年同期比8%減の11万3565台と、2年連続のマイナス。SUVなどのライトトラックは、33.2%増の19万5638台と回復している。

ホンダブランドの乗用車系では、『アコード』が4万6591台を販売。前年同期比は1.1%減と2年連続のマイナス。『フィット』は6065台を販売。前年同期比は15.5%減と2年ぶりのマイナスだ。『シビック』は、12.6%減の5万5903台と引き続き減少。『クラリティ』も8.6%減の1147台と落ち込んだ。ハイブリッドセダンの『インサイト』は、1.1%減の3859台にとどまった。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系は、主力車種の『CR-V』が9万3766台。前年同期比は31.7%増と2年ぶりに増加した。中型SUVの『パイロット』は、31.6%増の3万1451台と、プラスに転じた。『パスポート』は、48.2%増の1万1610台と大幅増を維持する。

日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』は、前年同期比22.4%増の2万0066台と回復した。『HR-V』(日本名:『ヴェゼル』に相当)は、34.8%増の2万6175台と、2年ぶりに増加した。

ホンダの2020年の米国新車販売台数は、134万6788台。前年比は16.3%減と、2年ぶりに前年実績を下回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集