マルチスズキ、純利益は29%減 2020年度4-12月期決算

スズキ・ワゴンR 新型(インド仕様)
  • スズキ・ワゴンR 新型(インド仕様)
  • スズキ・アルト(インド仕様)
  • スズキ・スイフト(インド仕様)
  • スズキ・バレーノ (インド仕様)

スズキのインド子会社のマルチスズキ(Maruti Suzuki)は1月28日、2020年度 4~12月期の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は4360億3500万ルピー(約6280億円)だった。前年同期の5450億4700万ルピーに対して、20%減と引き続き前年実績を下回る。

また、2020年度 4~12月期の純利益は、306億3600万ルピー(約440億円)にとどまった。前年同期の435億8900万ルピーに対して、29.7%の減益となっている。

マルチスズキの2020年度 4~12月期の新車販売は、輸出を含めて96万5626台。前年同期比は18%減と、2年連続で前年実績を下回った。全販売台数96万5626台の内訳は、インド国内が90万5015台。前年同期比は17.8%減と、2桁のマイナス。輸出も6万0611台にとどまり、前年同期比は21.9%減と2桁のマイナスとなった。

主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『ディザイア』『バレーノ』などが、合計で64万1755台を販売した。前年同期比は18.9%減と落ち込んでいる。

《森脇稔》

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