国土交通省は12月8日、軽井沢町で発生したスキーバス事故から5年の節目を迎えるのに当たって、改めて貸切バスの安全確保の取り組みを推進するため、12月17日に貸切バス事業者に対する事故防止講習会を開催すると発表した。
国土交通省では2016年1月に長野県軽井沢町で発生したスキーバス事故を受けて、安全・安心な貸切バスの運行に向けた取り組みを進めてきた。2021年1月に事故から5年の節目を迎えるにあたって、スキーバス需要が高まり、年末年始のバス利用客が増加する時期に、貸切バス事業者に対する事故防止講習会を開くもの。
講習会では「軽井沢スキーバス事故対策の進捗状況と次期事業用自動車総合安全プラン」や「最近の行政処分について」、「運転者の健康起因及び飲酒対策」などを説明する予定。