電気バスにテレマティクス---充電管理などに活用 会津バス

テレマティクス・システムを導入する会津バスのBYD製電気バス
  • テレマティクス・システムを導入する会津バスのBYD製電気バス
  • テレマティクスシステムの車両一覧情報/充電器稼働状況
  • リアルタイム遠隔モニターに示されるバッテリー残容量や速度、走行距離
  • 車両別の稼働カレンダー
  • トラッキングデータ

みちのりホールディングスと会津乗合自動車は12月4日、BYDジャパンの協力を得て、 会津バスが2018年12月から運行しているBYD製電気バスにテレマティクスシステムを導入したと発表した。

電気バスはこれまで、運転士による運行ごとの走行距離・バッテリー残容量の記録をもとに、電費の把握や充電タイミングなどを管理してきた。今後、より多くの電気バス車両を管理していくことを想定し、テレマティクスシステムを導入した。

システムは、運行中の電気バスのバッテリーの残容や、充電器の稼働状況をリアルタイムで把握し、各種データをクラウド上に蓄積するため、多数のデータを正確に記録することが可能になる。今後、電気バス車両や充電器を多数導入した場合、エネルギーマネジメント上の課題が出てくる。課題解決の一つとして、今回のテレマティクス・システムを活用したデータによる分析を行っていく計画。

会津バスは現在、BYD製中型ノンステップ電気バスを3台運行している。

《レスポンス編集部》

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