和歌山のデゴイチが新潟へ…えちごトキめき鉄道が5年契約で借入れ 11月下旬にお披露目

新潟県のえちごトキめき鉄道は11月4日、「デゴイチ」こと、D51形蒸気機関車827号機(D51 827)を同社の直江津運転センター(新潟県上越市)に搬入したと発表した。

同機は1943年6月に製造されたテンダー式蒸気機関車で、米原、中津川、長野の各機関区を経て1973年11月に廃車。その後は愛知県甚目寺町(じもくじちょう)に在住する個人の手に渡っていたが、2017年には蒸気機関車のボイラー修理で名高いアチハ株式会社(アチハ)が譲り受け、有田川鉄道公園(和歌山県有田川町)でコンプレッサーによる動態運転を行なっていた。

今回の搬入は、アチハの蒸気機関車リース事業の一環として、えちごトキめき鉄道が5年契約で借り入れたことによるもので、10月30日21時過ぎにアチハが所有する貨物列車用の車掌室付き有蓋貨車(ワフ29603)やディーゼル機関車(元神戸製鋼神戸製鉄所DL14)とともに、有田川鉄道公園を出発。ボイラー、足回り、テンダー(炭水車)の各部に分けて陸送され、11月1日5時に直江津運転センターに到着した。

到着後の11月3日までには車体が組み立てられ、11月4日に試運転を実施。えちごトキめき鉄道では「鉄道の街直江津のシンボルとなることが期待されます」として、11月下旬にお披露目会を開催する予定だという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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