メルセデスベンツ世界販売、日本は輸入車ブランドの首位を維持 2020年1-9月

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メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は10月6日、メルセデスベンツ乗用車の2020年1~9月世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は157万0865台。前年同期比は13.4%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

全販売台数157万0865台のうち、メルセデスベンツブランドが154万8859台を販売した。前年同期比は10.2%減とマイナスに転じている。

メルセデスベンツブランドの2020年1~9月の市場別実績では、欧州が54万7578台を販売した。前年同期比は20.9%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。このうち、地元ドイツも、16.6%減の19万0843台と後退する。

また、米国は1~9月、19万6838台にとどまり、前年同期比は12.2%減と減少傾向にある。一方、アジア太平洋地域は74万6603台で、前年同期比は2.1%増と引き続き伸びた。このうち、中国は56万9698台。前年同期比は8.3%増とプラスを維持した。

日本は1~9月、4万0645台を販売し、海外メーカーの輸入車ブランドの首位を維持した。ただし、前年同期比は、17.2%減とマイナスに転じている。

メルセデスベンツ乗用車の2019年世界新車販売は、前年比0.7%増の245万6343台だった。9年連続で年間販売の記録を更新している。

《森脇稔》

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