アフターコロナの自動車販売、非対面・無店舗ビジネスモデル導入をサポート…コアなファンを持つ車種

ファンズカープロショップの差別化ポイント
  • ファンズカープロショップの差別化ポイント
  • 少なかった新型コロナウイルスの影響

エルブレーントラストは、コアなファンを持つ車種をインターネットで全国に販売する非対面・無店舗型の新ビジネスモデル導入をサポートする新事業を9月1日に開始する。

コアなファンを持つクルマの専門店は全国に数多くあるが、地域密着型の業態がほとんどで、インターネットに特化した販売店はほとんどない。そのため、実際に購入する場合には店舗まで足を運ぶ必要があった。

同社では、コアなファンがいる車種をインターネットに特化して販売する独自のビジネスモデルを構築。フィガロやランドクルーザープラド、ミラジーノ、ハイラックスサーフ、オデッセイなどの専門店「ファンズカープロショップ」を運営してきた。

ファンズカープロショップでは在庫を一切持たず、新車に近い状態に仕上げたサンプルカー1台をホームページに掲載する。顧客は希望する型番、走行距離、塗装、装備品などの要望を電話やメールで連絡し、ショップは見積もりを制作。オークションでベースとなる車を探し、売買契約を行い、顧客の要望に応じて鈑金・塗装・整備・清掃などを行い、理想の1台を作り上げ、全国に陸送で納車する。

新型コロナウイルス感染症の拡大が社会問題化した2020年2月~7月までの期間も、ファンズカープロショップでは問い合わせ件数・販売台数ともに影響はごくわずか。コロナ禍において、対面型営業からオンライン営業・非対面営業への転換が必須であることを改めて証明してみせた。そこで同社は、自動車販売の新事業を検討している経営者のために、本ビジネスモデルによるインターネット専門店の立ち上げと運営をサポートする「ファンズカープロショップ運営サポート」を開始する。

サポート内容は、ファンズカープロショップにおける営業から販売までのノウハウの提供をはじめ、ホームページの制作・維持・更新、インターネット広告の運用など。サポート費用は成果報酬制となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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