マツダの海外生産、5か月ぶりのプラスに転じる 6月実績

マツダCX-4
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マツダは7月30日、2020年6月の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。世界販売台数は前年同月比11.0%減の10万8343台で6か月連続のマイナスとなったが、海外生産は5か月ぶりのプラスに転じた。

コロナ禍の影響で4月は54.3%減、5月は29.2%減、6月は11.0%減と、順調に回復へと向かっている。

国内販売は、乗用車と商用車がともに減少し、同23.8%減の1万0443台で3か月連続のマイナス。海外販売も同9.4%減の9万7900台と、6か月連続で前年同月を下回ったが、中国では同7.3%増の2万1002台、米国も同10.9%増の2万5326台と好調だった。

世界生産台数は同40.1%減の7万1515台と、10か月連続で前年同月を下回った。国内生産は同59.4%減の3万4181台で9か月連続のマイナス。海外生産は同6.4%増の3万7334台で、5か月ぶりにプラスとなった。

輸出は北米や欧州向けが減少し、同55.2%減の3万3508台で9か月連続のマイナスとなった。

2020年上半期(1~6月)の世界販売台数は前年同期比25.1%減の55万7264台となった。国内販売は同14.0%減の8万9330台、海外販売は同27.0%減の46万7934台だった。

世界生産台数は、同34.7%減の48万8191台で2年連続のマイナスとなった。国内生産は同44.4%減の29万2029台で3年ぶりのマイナス。海外生産も同11.9%減の19万6162台で2年連続のマイナスとなった。

輸出は同48.2%減の22万5552台で3年ぶりのマイナスとなった。

《纐纈敏也@DAYS》

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