JR西日本とJR四国は5月8日、新型コロナウイルスの感染拡大による利用者減を受けた、定期優等列車の減便を5月16日以降も実施すると発表した。
JR西日本では、北陸新幹線『つるぎ』7本、北陸本線『サンダーバード』22本(大阪~金沢間基準)、紀勢本線『くろしお』12本(新大阪~和歌山間基準)、福知山線『こうのとり』12本(新大阪~福知山間基準)、山陰本線『きのさき』『はしだて』『まいづる』計14本(京都~福知山間基準)、伯備線『やくも』14本をそれぞれ減便。
JR四国では、予讃線『しおかぜ』14本、『いしづち』8本、『宇和海』11本、土讃線『南風』14本、『しまんと』6本、『あしずり』4本、高徳線『うずしお』12本、徳島線『剣山』6本をそれぞれ減便し、瀬戸大橋線の快速『マリンライナー』も10本減となる。
いずれも1日あたりの本数で、このうち『サンダーバード』、『きのさき』『はしだて』『まいづる』の山陰特急グループ、『やくも』『しおかぜ』『南風』『しまんと』『剣山』はほぼ半減となる。
こうした措置の一方で、JR西日本でも5月16日から社員などの一時帰休に踏み切ることになり、駅や列車、本社・支社の間接部門勤務者などを対象に、1日あたり約1400名規模で実施される。