箱根の町が『エヴァンゲリオン』に染まる---箱根史上最大規模のコラボが開催中

「箱根史上最大規模でエヴァンゲリオン化」
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小田急グループと藤田観光は映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開を記念し、「箱根史上最大規模でエヴァンゲリオン化」として町全体を使ったキャンペーンを2020年1月10日より開始した。

7種のラッピングバスの運行及び桃源台ターミナルの特別装飾、そして箱根強羅公園と箱根小涌園ユネッサンでのコラボイベントなどが行われる。

コラボ開始前日となる1月9日には桃源台駅で「エヴァンゲリオン×箱根2020 MEET EVANGELION IN HAKONE」完成お披露目セレモニーが開催された。小田急ホールディングス・五十嵐秀社長、藤田観光・恩田豊執行役員、『エヴァンゲリオン』の版権元であるグラウンドワークス・神村靖宏代表取締役、山口昇士箱根町長、箱根町観光協会佐藤守専務理事が出席し、テープカットを行った。

作中に登場する特務機関NERVをイメージした特別装飾が施された会場で五十嵐社長は「昨年の台風で箱根や登山鉄道が大きな被害を受けた」とした上で、「『エヴァ』の聖地である箱根の自然・温泉・グルメを堪能して、箱根の旅を充実してほしい。そして『エヴァ』の世界をお楽しみいただければ」と語った。

山口箱根町長も本コラボを「新年の明るい話題」と語り、「『エヴァ』の聖地として、魅力的な観光地として、準備・アピールをした上でおもてなしをしたい」と述べていた。

これを受け神村代表取締役も「『エヴァ』をきっかけに復興の一助となれば嬉しい。ラッピング、初号機、コラボに飲食と国内外の人が楽しめる。新しいエンターテイメントの舞台として楽しんでもらいたい」としていた。

本コラボは会場となった桃源台駅の装飾の他に、箱根・小田原エリアを走行する箱根登山鉄道のバス5台、新宿から箱根を結ぶ小田急箱根高速バスが2台専用のラッピングを施されて運行する。箱根登山鉄道については18か所のバス停もエヴァンゲリオンデザインになるほか、車内では人気キャラクター「葛城ミサト」の声優三石琴乃さんによる車内放送も小田原駅~箱根町港を結ぶ「箱根町線(H路線)」で放送される。

さらに、小田急ロマンスカーVSE(50000形)もロマンスカー限定デザインで装飾され、車内でドリンクを購入すると限定デザインコースター1枚がプレゼントされるキャンペーンも実施中だ。

「箱根史上最大規模でエヴァンゲリオン化」とある通り、乗り物以外のコラボも充実。まずは以前実施されて好評だったという「箱根補完マップ」が復活。全14個のスタンプラリーポイントのうち、5個達成でオリジナルステッカー、全達成でクリアファイルが進呈される。今回のコラボ対象となる場所はもちろん、小田原、三島、御殿場といった周辺地域も網羅されているので、観光の際にうってつけだ。

続いて東武スカイツリータウンで展示されていた「ロンギヌスの槍」巨大モニュメントが箱根強羅公園内に設置されている。このコラボのみ、他と展示期間が違い2020年3月31日(火)となっているので、注意が必要だ。

そして最大のコラボ場所が、箱根小涌園ユネッサン。館内を『エヴァ』ジャックしているほか、3月31日までロデオマウンテンと洞窟風呂が「セカンドインパクトの湯」として真っ赤な温泉に変わっている。4月1日以降は「L.C.Lの湯」に変更となるそうなので、あの赤い液体に浸かってみたいという方はお早めに。ほかにも3つのレストランで10種のコラボメニューを展開。キャラクターをイメージしたドリンクや使徒の形をしたクッキー、かまぼこなどが提供されている。

「エヴァンゲリオン×箱根2020 MEET EVANGELION IN HAKONE」は2020年6月30日までの期間限定。6月に控える映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』と共に、箱根の町を目一杯堪能できるコラボとなっているので、ファンはぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

《二城利月》

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