マレリ社長兼CEOのベダ・ボルゼニウス氏、オートモーティブ・ニュース・オールスターに選出

マレリのベダ・ボルゼニウス社長兼CEO
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大手自動車関連サプライヤーのマレリ(MARELLI)は11月27日、ベダ・ボルゼニウス社長兼CEOが、2019年「オートモーティブ・ニュース・オールスター」の「グローバルサプライヤーCEO」に選出されたことを発表した。

オートモーティブ・ニュース・オールスターは、自動車業界ニュース媒体「Automotive News」の編集部により、過去1年間に自動車業界で高い功績を上げた経営幹部を称えるため選出しているもの。

選考担当者はボルゼニウス社長について、「170拠点、従業員6万2000人を擁する多様な事業ラインの中で、北米のバックグラウンドを持つドイツ人のリードのもと、日本とイタリアとの文化を融合させ、マレリという一つのグローバルな組織を作り上げた。彼の今後の任務は、照明から排気処理まで両社の幅広い技術を活用し、これからの電動化の時代に前進していくことになる」とコメントし、その功績を称えている。

ボルゼニウス社長はマニエッティ・マレリとカルソニックカンセイという2つの自動車関連サプライヤーの統合をリードしてきた。2019年5月、両社は「MARELLI(マレリ)」 という世界ブランドのもと統合し、世界最大級の独立系自動車関連サプライヤーが誕生した。

ボルゼニウス社長は、2018年4月に社長兼CEOとしてカルソニックカンセイに入社し、2019年にマレリの社長兼CEOに任命された。自動車業界で30年以上の経験を持ち、自動車部品メーカーのジョンソン・コントロールズで自動車業界のアジア太平洋地区事業の副会長の要職にあったほか、オートモーティブ・エクスペリエンスの社長も務めている。

《纐纈敏也@DAYS》

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