ジェイアール東日本物流やJR東日本スタートアップ、CBcloudは、東京駅の手荷物預かり所で、荷物を預かり、当日中に指定のホテルへ届ける実証実験「エキナカ次世代手荷物配送」を11日から開始した。
今回の実証実験では、東京駅の手荷物預かり所に、CBcloudのフリーランスドライバーと荷主とを即時につなぐ配送マッチングプラットフォーム「ピックゴー」を融合することで、輸送の柔軟性を高め、通常の手荷物預かり所よりも早い時間から遅い時間まで、幅広い時間帯に効率的な当日配送受付を実現する。
運送会社に比べて配送料金を抑えることができるほか、大型の荷物の輸送も可能になるとしている。「ピックゴー」は荷主とフリーランスドライバーを即時につなぐ配送マッチングプラットフォームで、フリーのドライバーが1万5000人以上登録している。
実験を通じて観光客や旅行者の手荷物のストレスを軽減して、駅の利便性向上を図ることで、手ぶら観光を含めIT技術を使ったスマートな観光を推進する。