阿武隈急行梁川-富野間が10月23日に再開…全域不通の宮城県内では救済バスを運行 台風19号

梁川駅(資料画像)
  • 梁川駅(資料画像)

福島駅(福島県福島市)と槻木(つきのき)駅(宮城県柴田町)を結ぶ阿武隈急行線を運営する阿武隈急行は10月21日、台風19号の影響で運行を見合わせている梁川~槻木間のうち、福島県内の梁川~富野間を10月23日に再開すると発表した。

内閣府が10月20日12時45分に発表した被害状況によると、阿武隈急行線では富野~兜間で土砂流入・コンクリート擁壁崩壊・架線切断、兜~あぶくま間で土砂流入・道床流出、あぶくま駅(宮城県丸森町)構内で土砂流出、あぶくま~丸森間で道床流出・土砂流入・信号電架柱傾斜・架線切断、角田(かくだ)~横倉間で路盤陥没、岡~東船岡で土砂崩壊・倒木が発生しており、同線の宮城県内は全域で不通となっている。

このうち、丸森~角田・槻木間では10月21日から東北アクセスによる無料救済バスが朝1往復、夕3往復運行を開始している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集