シボレー コルベット 新型にレーサー、「C8.R」発表 2020年1月実戦デビューへ

過去20年のレースで得たノウハウを開発に反映

市販車と同じミッドシップレイアウト

パワートレインは未公表

シボレー・コルベット C8.R
  • シボレー・コルベット C8.R
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GMのシボレーブランドは10月2日、新型『コルベット・スティングレイ』(Chevrolet Corvette Stingray)のレーシングカー、『コルベットC8.R』(Corvette C8.R)を米国で発表した。

過去20年のレースで得たノウハウを開発に反映

現行レーシングカーの『コルベットC7.R』は2014年1月、米国で開催されたデトロイトモーターショー2014で発表された。市販車の『コルベットZ06」と開発は並行して行われ、シャシー構造、エンジン技術、エアロダイナミクスなど、エンジニアリングや部品において、大幅な共有化が図られている。

1999年以来、現在までの20年間に、ワークスチームの「コルベット・レーシング」は、107のレースで勝利してきた。これには、13のチームチャンピオンシップと12のドライバー&メーカータイトルが含まれている。シボレーによると、北米のプロスポーツカーチームとしては、最多勝利記録になるという。

2015年、コルベット・レーシングは15年ぶりにスポーツカーチームとなった。2015年シーズンには、デイトナのロレックス24、セブリング12時間、ルマン24時間という世界の3つの耐久レースを制している。

過去20年間にサーキットで成功を収めたコルベット・レーシングは、世界中のサーキットにおいて、コルベットのトップラインパフォーマンスカーの開発などに貢献してきた。その成果を反映しているのが、最新のコルベットC8.Rだ。

市販車と同じミッドシップレイアウト

シボレーは今回、新型コルベット・スティングレイをベースにしたレーシングカー、コルベット C8.Rを発表した。車名の「8」は、8世代目を意味する。シボレーは市販車同様、コルベット C8.Rもミッドシップ化している。

コルベットC8.Rは、新型コルベット・スティングレイの単なるレースバージョンではない。GMのデザイン、パワートレイン、エンジニアリング、コルベット・レーシングチームの長年にわたるテストと開発の集大成になるという。関係部門のコラボレーションにより、市販車とレーシングカーの性能を、公道とサーキットで次のレベルに引き上げることを目指した。

パワートレインは未公表

コルベットC8.R は、新型『コルベット・スティングレイ・コンバーチブル』の発表の場において、2台が初公開された。コルベットC8.R の4号車は、1973年のシボレー『エアロベット』や1959年の『コルベット・スティングレイレーサー』など、象徴的なコルベットコンセプトのボディカラーに触発され、新しいシルバーのカラーリングを施した。この4号車には、イエローのアクセントが添えられる。

もう1台の3号車は、過去20年間の「GTLM」レーシングのコルベットの成功の血統を受け継いでいるのが特長だ。シルバーのアクセントを備えた伝統的なイエローが使用されている。

新型のミッドシップには、市販車の場合、直噴6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンが搭載される。このセグメント唯一の自然吸気エンジンには、ドライサンプオイル潤滑システムや気筒休止システムを採用した。パフォーマンスエグゾースト装着車の場合、最大出力は495hp/6450rpm、最大トルクは65kgm/5150rpmを引き出す。

一方、現行レーシングカーのコルベットC7.Rには、定評ある直噴5.5リットルV型8気筒ガソリンエンジンが搭載されてきた。新型ベースのコルベットC8.Rのパワートレインに関しては、現時点では発表されていない。

なお、コルベットC8.R は2020年1月、米国フロリダ州デイトナで開催される「ロレックス24」で、実戦デビューを果たす予定だ。

《森脇稔》

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