新製品は、市販カーナビゲーションとして初めてNTTドコモの車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応。付属または別売のネットワークスティックを接続すれば、ドコモの高速データ通信を定額で制限なく利用でき、サイバーナビがWi-Fiスポットとして機能する。
これにより、オンデマンド機能でさまざまな映像コンテンツを楽しめるほか、同乗者がスマートフォンやタブレットなどを使ってインターネットを楽しむことも可能。また、Amazon Fire TV Stickを接続すれば、映画やドラマ、バラエティ、スポーツ、ゲームまで幅広いジャンルのコンテンツも再生できる。また、Webブラウザ機能を用いてYouTube動画を簡単に再生できる「ストリーミングビデオ」を搭載。これまではスマートフォンやタブレットでしか視聴できなかった動画も、「サイバーナビ」の大画面で簡単に操作、再生できる。
さらに新機能「レコーダーアクセス」では、家庭用ブルーレイレコーダー内の映像コンテンツを手軽に遠隔再生。ペアリング専用アプリ「DiXiM Play for carrozzeria」をインストールしたスマートフォンと自宅のブルーレイレコーダーをペアリングし、そのスマートフォンを「サイバーナビ」とペアリングすれば、車載機器で録画番組のストリーミング再生を楽しめる。また、遠方へ出かけた際に自宅エリアの放送局のテレビ番組を視聴できるほか、これまで車載機器では実現できなかったBS放送、CS放送の視聴も可能だ。
ラインアップは全8モデル。9型または8型大画面のラージサイズ、7型画面の200mmワイドと2Dメインユニットの4タイプで、それぞれネットワークスティックセットモデルと別売モデルを用意する。価格はオープン。なお、ネットワークスティックセットモデルを購入すると、docomo in Car Connectを1年間無料(通常1万2000円)で利用できる。《纐纈敏也@DAYS》