FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は7月31日、2019年第2四半期(4~6月)の決算を発表した。
同社の発表によると、第2四半期の売上高は267億4100万ユーロ(約3兆2330億円)。前年同期の276億1100万ユーロに対して、3.2%減とマイナスに転じた。
一方、第2四半期の調整後の純利益は、9億2800万ユーロ(約1122億円)。前年同期の9億0900万ユーロに対して、2.1%の増益となっている。
増益となったのは、北米での新車販売が好調だったのが大きい。ラムブランドの大型ピックアップトラックやジープブランドのSUVが、収益の増加に貢献した。
FCAは2022年までの5か年の中期経営計画において、2022年までに電動化やジープブランドを中心に、販売増を目指している。