テスラが赤字縮小、売上高は58%増 2019年第2四半期決算

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テスラ(Tesla)は7月24日、2019年第2四半期(4~6月)の決算を発表した。

同社の発表によると、第2四半期の売上高は63億4967万ドル(約6900億円)。前年同期の40億0223万ドルに対して、58.6%増と大きく伸びた。

一方、第2四半期の最終損益は、4億0833万ドル(約445億円)の赤字。前年同期の7億1754万ドルの赤字から、赤字幅は縮小したものの、2四半期連続で赤字を計上している。

そんな中、2019年第2四半期の世界販売(納車)台数は、過去最高の9万5200台を記録した。前年同期の4万0740台に対して、およそ2.3倍の大幅な増加となった。

全販売台数9万5200台のうち、セダンの『モデルS』とクロスオーバー車の『モデルX』は、合計で1万7650台を販売した。前年同期の2万2300台に対して、21%減と落ち込む。

一方、小型EVセダンの『モデル3』は第2四半期、7万7550台を販売した。前年同期の1万8440台に対して、およそ4.2倍と増えた。引き続きモデルSとモデルXを上回り、テスラの最量販車に君臨している。

《森脇稔》

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