【マン島TT】ようやく予選を実施、日本の山中選手は47番手で通過

ようやく天候が回復し予選が開催された(マン島TTレース2019)
  • ようやく天候が回復し予選が開催された(マン島TTレース2019)
  • マウンテンエリアの霧が取れず3度にわたり遅延して予選を開始した(マン島TTレース2019)
  • 最初にサイドカーの予選が行われた(マン島TTレース2019)
  • 走行を終えパドックに戻るサイドカー(マン島TTレース2019)
  • スーパーバイク、スーパーストック、スーパースポーツは2台ずつ出走(マン島TTレース2019)
  • イギリス空軍チームから参戦のギャリー・ジョンソン選手(マン島TTレース2019)
  • 地元イギリスのバイクメーカー、ノートンから参戦のレジェンド、ジョン・マクギネス選手(マン島TTレース2019)
  • 日本から参戦の山中選手は無事予選通過(マン島TTレース2019)

オートバイとサイドカーの公道レース、マン島TTのプラクティス(練習走行及び予選)が現地6月2日日曜日にようやく開催された。

今年のTTレースは5月25日の初日から天候不順が続き、26日と28日の2日間しかプラクティスが実施できていなかった。日程は大幅に変更され、本来決勝レース初日の6月1日はレースではなくプラクティスを実施することになったが、結局、この日も荒天で中止になった。

2日は日曜日のため本来、走行がない日だが、1日の中止を受けてさらにスケジュールを変更。13時30分開始の予定だったが、マウンテンエリアの霧が晴れないのと、一部ウェットパッチが残ったため、3度にわたり遅延となった。

結局、15時にサイドカーからスタート。その後、スーパーバイク、スーパーストック、スーパースポーツの混走セッション、最後にTT Zeroのセッションが行われた。風が強かったものの、良好なコンディションのプラクティスとなった。

なお、今日のリザルト発表のあと3日間の予選の総合結果が発表されたことから、スーパーバイク、スーパーストック、スーパースポーツの3クラスは追加の予選セッションは行わず、このまま決勝レースに向かう模様だ。

日本人選手として唯一TTレースに参戦している山中正之選手はスーパースポーツクラス(600cc)に出走。全体の47位(出走71台、予選通過67台)で予選通過した。

【予選総合リザルト】
RSTスーパーバイクTT
ポジション/選手名/マシン/ラップタイム/平均時速
1位:ディーン・ハリソン カワサキ 17分28秒610 129.531マイル(207.25km)
2位:コナー・カミンス ホンダ 17分33秒556 128.923マイル(205.65km)
3位:デイビッド・ジョンソン ホンダ 17分39秒206 128.236マイル(205.18km)

RL360スーパーストックTT
1位:ディーン・ハリソン カワサキ 17分30秒197 129.336マイル(206.94km)
2位:ピーター・ヒックマン BMW 17分37秒039 128.499マイル(205.60km)
3位:コナー・カミンス ホンダ 17分48秒073 127.171マイル(203.47km)

MonsterスーパースポーツTT
1位:ディーン・ハリソン カワサキ 17分57秒196 126.094マイル(201.75km)
2位:ピーター・ヒックマン トライアンフ 18分16秒124 123.917マイル(198.27km)
3位:マイケル・ダンロップ ホンダ 18分16秒276 123.899マイル(198.24km)
47位:山中正之 カワサキ 19分43秒391 114.779マイル(183.65km)

《小林ゆき》

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