三菱 アウトランダーPHEV、68%の顧客が毎日充電…欧州で充電実態調査

三菱 アウトランダー PHEVの2019年モデル(欧州仕様)
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三菱自動車の欧州部門は、『アウトランダーPHEV』(Mitsubishi Outlander PHEV)の顧客の充電の実態を調査し、その結果を発表した。

アウトランダーPHEVは最新の2019年モデルで、駆動用バッテリーとエンジンを新設計する大幅改良を実施した。モーターやジェネレーターの出力を向上させるなど、プラグインハイブリッドEVシステムの主要構成部品のうち、ほぼ一新といえる約9割のコンポーネントを改良している。

エンジン排気量は、2.0リットルから2.4リットルに、400cc拡大。このガソリンエンジンは、カムプロフィールの変更とバルブタイミング制御により、アトキンソンサイクル化を図り、低回転域で効率性の高い発電を可能にしている。また、エンジン発電制御を全域で見直し、エンジン音を大幅に低減させることで、発電によるエンジン始動時の違和感を低減させた。

さらに、駆動用のリチウムイオンバッテリーの蓄電容量は、約15%向上させ13.8kWhとし、最大出力も約10%引き上げた。ジェネレーターやリアのモーターの出力も約10%向上させることにより、力強い走りを追求した。2019年モデルのパワースペックは、エンジンが135ps、フロントモーターが82ps、リアモーターが95psとなる。

三菱自動車の欧州部門は、このアウトランダーPHEVの顧客の充電の実態を調査し、その結果を発表した。それによると、アウトランダーPHEVの顧客の96%が、1週間に少なくとも1回、充電を行っている。90%の顧客は1週間に2~3回充電を行い、68%の顧客は毎日充電していることが分かったという。

また、顧客の97%が自宅で充電を行い、顧客の23%が公共の充電ステーションを利用していた。さらに、顧客の25%が次回の新車購入の際、EVを検討すると回答した、としている。

《森脇稔》

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