三菱自動車はSUV『パジェロ』の国内販売向け生産を2019年8月で終了すると発表した。パジェロは37年前の1982年4月に初代が登場、そして1991年1月に最初のフルモデルチェンジを受ける。世界初の4WDシステム「スーパーセレクト4WD」「マルチモードABS」など高度な機能を搭載した。
2代目は、ロングボディのミッドルーフとキックアップルーフ、ショートボディはメタルトップとJトップ、さらにミッドルーフとメタルトップにはワイドボディも設定という多くのボディバリエーションを展開した。4WDもスーパーセレクト4WD(SS4)になり、マルチモードABSを搭載するなどメカニズム面でも充実した。
エンジンは排気量、性能、出力のいずれも向上し、3リットルV6ガソリンエンジン、2.5リットル・ディーゼルエンジンを設定した。1993年には新開発の3.5リットルV6ガソリンエンジン、2.8リットル・ディーゼルエンジンに進化。
[フォトヒストリー]
【初代】乗用車感覚で乗れる多目的4WD
【初代】バリエーションを拡大していく
【2代目】ブリスターフェンダー採用、エボ登場
【3代目】新世代の世界基準を謳う
【4代目】地球基準のオールラウンドSUV
【ダカール】通算12回の総合優勝