三菱自動車は4月24日、オールラウンドSUV『パジェロ』の国内販売向け生産を2019年8月で終了すると発表した。初代パジェロは37年前の1982年4月、乗用車感覚で使いこなせる全く新しい多目的4WDとして発売された。 当初はショートボディのメタルトップとキャンバストップの2車体をラインナップ。4WDとして、オフロードでの走行性能を最大限に発揮するため、エンジンは、2.3リットル・ディーゼル、2.3リットル・ディーゼルターボ、2リットル・ガソリンエンジンの3タイプを設定した。4WD車として初のディーゼルターボを搭載した。サスペンションはフロントにダブルウイシュボーン式の独立懸架、リヤはリーフスプリング式リジッドタイプだった。 [三菱 パジェロ フォトヒストリー] 【初代】バリエーションを拡大していく 【2代目】メカニズムの進化が続く 【2代目】ブリスターフェンダー採用、エボ登場 【3代目】新世代の世界基準を謳う 【4代目】地球基準のオールラウンドSUV 【ダカール】通算12回の総合優勝