ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は4月9日、BMW「320d」について、燃料漏れのおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2012年6月22日~2014年8月6日に製造された1万5124台。
ディーゼルエンジンの燃料供給ホースに取り付けられているホースクランプの防錆処理が不適切なため、錆が発生するものがある。そのため、ホースクランプに亀裂が入り、最悪の場合、クランプの張力が弱まり、ホースから燃料が漏れるおそれがある。
改善措置として、全車両、燃料ホースを対策品と交換する。
不具合は57発生、事故は起きていない。市場からの報告により、リコールを届け出た。