GMが黒字転換、大型車の販売好調やコスト削減が貢献 2018年通期決算

米国ミシガン州デトロイト市のGM本社ビル
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GM(General Motors)は2月6日、2018年の通期(1~12月)決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は1470億4900万ドル(約16兆1650億円)。前年の1455億8800万ドルに対して1%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。

また、2018年通期の最終利益は、80億1400万ドル(約8810億円)の黒字。前年の38億6400万ドルの赤字から、黒字に転じた。

黒字となった要因は、主力の北米市場において、利益幅の大きいSUVやピックアップトラックなどの大型車の販売が好調だったため。いっそうのコスト削減を進めたことも、黒字転換に貢献した。

GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「自動車産業の変革を導き、株主の価値を高めるために、今後も大胆な決断を行っていく」と述べている。

《森脇稔》

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