豊田合成は、11月7~10日にポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催される「メッセナゴヤ2018」に出展すると発表した。
今回の展示会では、次世代の人工筋肉「e-Rubber」を用いた医療シミュレータ「SupeR BEAT」を初出品する。心臓の鼓動を正確に再現できる手術訓練シミュレータのプロトタイプを、早稲田大学発のスタートアップ企業イービーエム)と共同開発したもので、2019年秋に販売開始する予定。
また、自動運転時に人とクルマが情報をやり取りするためのHMI(ヒューマンマシンインターフェース)機能を搭載した「次世代コックピットモジュール」を紹介する。カメラやセンサでドライバーの状態を感知する「スマート・ハンドル」や、タッチパネル式の「マルチファンクショナル・コンソール」、各種情報を表示する「ディスプレイ・インパネ」などのHMI機能を搭載し、クルマに運転を任せてリラックスできる室内空間を創出する。
このほか、軽量な樹脂ボデーに障害物などを感知するセンサなどを組み込み、特徴的なデザインと安全機能を両立するとともに、運転状態をLEDで周囲に知らせる「外装コミュニケーションランプ」を搭載した「次世代フロントモジュール」も出展する。