静岡の岳南電車に新型車両9000形…前は富士急行の1000形、その前は 11月17日から運行

9000形は京王重機で岳南向けに整備。塗色は富士急時代のブルーを基調としたものから、オレンジ色に白帯が入るものとなった。元々は1963年に京王帝都電鉄(現・京王電鉄)で運行を開始した初代5000系で、引退後は富士急行や伊予鉄道などの地方私鉄へ譲渡され、形式名を変えて使われている。
  • 9000形は京王重機で岳南向けに整備。塗色は富士急時代のブルーを基調としたものから、オレンジ色に白帯が入るものとなった。元々は1963年に京王帝都電鉄(現・京王電鉄)で運行を開始した初代5000系で、引退後は富士急行や伊予鉄道などの地方私鉄へ譲渡され、形式名を変えて使われている。

静岡県富士市の吉原駅と岳南江尾(がくなんえのお)駅を結ぶ岳南電車は11月17日、新型車両9000形の運行を開始する。

9000形は、元京王電鉄5000系だった山梨県の富士急行1000形1206編成を譲り受けたもので、9001+9101の2両編成。10月14日に搬入された後、試運転が行なわれている。

運行初日は撮影会が行なわれるほか、吉原発着で岳南江尾まで往復する試乗列車が10時08分発・11時12分着、11時30分発・12時39分着の時刻で2回運行される。乗降は吉原駅のみで入替制となる。乗車には1日フリー乗車券(700円)が必要。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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