JR西日本は11月5日、平成30年7月豪雨の影響により流出した芸備線の「第1三篠(みささ)川橋りょう」の復旧に着手できる見通しになったことを明らかにした。
この橋りょうは、芸備線白木山~狩留家(かるが)間に架かる長さ約86mの「6径間上路プレートガーダー」と呼ばれる形式の橋りょうだったが、これを長さ約110mの「3径間下路プレートガーダー」に架け替える。総工費はおよそ13億円。
第1三篠川橋りょうの流出により、芸備線は狩留家~三次間が再開まで1年以上を要するとされていたが、JR西日本では、広島県との間で河川事業の連携・調整を図りつつ工事が順調に進めば、2019年秋頃には同区間の運行を再開できると見込んでいる。