あいおいニッセイ同和損保、欧州でテレマティクス自動車保険発売 日系損保初

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あいおいニッセイ同和損保の欧州現地法人である欧州あいおいニッセイ同和社は、ドイツにてテレマティクス自動車保険の販売を7月より開始した。欧州におけるテレマティクス自動車保険の販売は日系損保で初となる。

今回、欧州あいおいニッセイ同和社はドイツトヨタと連携し、セーフティセンス標準装備した改良新型『アイゴ』の販促キャペーンの一環として、テレマティクスサービスを付帯した専用自動車保険を発売した。同保険は、ユーザーが専用デバイスを取り付けることで、それによる事故抑止効果を反映した低廉な保険料を提供。またユーザーの運転挙動を分析した上で専用アプリにより情報を還元するサービスを備えている。

昨今、テレマティクス技術の進化に伴い、欧米を中心に自動車の走行データを活用した様々な商品やサービス提供が行われている。こうした潮流の中、欧州あいおいニッセイ同和社は2015年3月に英国テレマティクス自動車保険の大手であるボックスイノベーショングループ社を子会社化。英国においてテレマティクス自動車保険に参入した。

また国内では、2004年に国内保険会社としては初めて実走行距離連動型自動車保険「PAYD」を発売し、2018年4月にはトヨタ自動車の最先端のテレマティクス技術で取得した車両運行情報を保険料に反映する国内初の新商品「タフ・つながるクルマの保険」をトヨタ自動車と共同開発。さまざまなテレマティクス自動車保険の商品・サービスを開発してきた。

あいおいニッセイ同和損保では今後、ドイツ以外の欧州各国にて、テレマティクス自動車保険の販売を行う計画だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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