BMWグループは8月2日、2018年第2四半期(4~6月)の決算を発表した。
同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の第2四半期の総売上高は、250億2300万ユーロ(約3兆2410億円)。前年同期の257億6500万ユーロに対して、2.9%減とマイナスに転じた。
また、第2四半期の純利益は、20億8200万ユーロ(約2695億円)。前年同期の22億1700万ユーロに対して、6.1%の減益となっている。
減益となったのは、研究開発費が大幅に増加したことに加えて、為替相場や原材料価格の高騰などの影響によるもの。主力の中国市場では、7月からの輸入車関税の引き下げを前に、第2四半期に買い控えの動きが出たことも影響した。
BMWグループ取締役会のハラルド・クルーガー会長は、「自らの道を歩み続け、しっかりと歩いていく。将来のニーズを満たすために充分に準備している。このアプローチが、困難な時代にはますます重要になっている」と述べている。