損害車買取のタウ、水没車4000台超を買取---実績 平成30年7月豪雨

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水没車内の泥や砂を洗浄
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損害車買取のタウは8月2日、西日本豪雨(平成30年7月豪雨)の被災地復旧に向け、水没車両4000台超を買い取ったと発表した。

西日本豪雨により水害を受けた車両は、約7万台と想定される。こうした車両は被災地の交通インフラの復旧を妨げる要因の一つにもなり、その処分が大きな課題となる。タウでは、豪雨災害発生直後より「被災地復旧支援チーム」を立ち上げると同時に、全国の提携レッカー業者に支援を呼びかけ、水没車両の迅速な引き取りに取り組んできた。

タウでは今回の豪雨災害によるの総買取台数を約5000台と予測。災害発生から約3週間にあたる8月1日時点の買取台数は4000台を超えた。買取車両は車内の泥や砂を洗浄し、約60項目の査定結果と20枚程の損傷箇所を撮影した画像とともに、同社ウェブオークションを通じて世界118か国に向けて販売する。

同社は、引き続き水没車の迅速な買い取りにより、大切な車を無くした被災者の経済的サポートに加え、被災地の早期復旧への寄与を目指し、取り組んでいく。

《纐纈敏也@DAYS》

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