大型トラックのタイヤ2本が脱落、滑走して対向車などに衝突

自動車 社会 社会

5日午前9時5分ごろ、青森県黒石市内の県道を走行していた大型トラックからタイヤ2本(ダブルタイヤ)が脱落。このうち1本が対向車と衝突し、もう1本は道路沿いの建物へ突っ込む事故が起きた。人的な被害は無かったという。

☆☆☆

青森県警・黒石署によると、現場は黒石市北美町1丁目付近で片側1車線。大型トラックの左後輪タイヤ2本が何らかの原因で脱落。2本とも滑走し、このうち1本は直後に対向車線を順走してきた乗用車と衝突。もう1本は道路左側にある商店の建物へ突っ込んだ。

この事故で乗用車が小破したものの運転者にケガはなく、商店はガラス戸が損壊したが人的な被害はなかった。警察ではトラックを運転していた大鰐町内に在住する60歳の男性から器物損壊の容疑で事情を聞いている。

タイヤは時間差をもって1本ずつ脱落したとみられるが、最初の脱落地点は病院の近くで、歩行者も割と多いところだった。警察ではタイヤを固定するボルトが金属疲労で劣化し、破断に至った可能性が高いとみて車両の検証を進めるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

☆☆☆

最初にタイヤが脱落した地点は病院に隣接した場所だった。脱落したのは左側の後輪2本で、カーブとなっていたことから慣性によって道路右側へ飛び出す状態となり、対向車に当たっていたが、これが脱落直後の勢いを保ったまま道路左側の歩道に乗り上げ。さらには直撃していた場合には歩行者が死傷するおそれもあった。
創業は1994年。当時は金沢市に輸入車をメインに取り扱う中古車販売店がほ…

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース