ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは7月3日、2018年上半期(1~6月)の中国における新車販売台数の結果を発表した。総販売台数は3982台。前年同期の6499台に対して、38.7%減と大きく落ち込む。
車種別実績では、新型コンパクトSUVの『CDX』が3133台と最量販車に。同車はホンダ『ヴェゼル』をベースに、アキュラブランド向けの内外装を採用した中国専用車。ただし、前年同期比は47.3%減とマイナスに転じた。
中型SUVの『RDX』は167台。前年同期比は50.9%減と、引き続き落ち込む。大型SUVの『MDX』は81台。前年同期比は50.6%減と、中大型SUVの2車種は、ともに前年実績を下回った。
セダン系では、スポーツセダンの『TLX』のロングホイールベース仕様車として、新発売の「TLX-L」が600台を販売。良好な立ち上がりを示す。スポーツカーでは、新型『NSX』が1台のみを販売している。
アキュラブランドの2017年の中国新車販売台数は1万6348台。前年比は100.8%増と大きく伸びている。