ミシュランが エアレスラジアルタイヤ を日本市場導入  2019年、国内初の製品化

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ミシュランXトゥイール SSL
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日本ミシュランタイヤは4月5日、スキッドステアローダー用のエアレスタイヤ『MICHELIN X TWEEL SSL(ミシュラン エックス トゥイール SSL)』を2019年に日本市場に導入すると発表した。

トゥイールとは、ミシュランが2005年に発表したタイヤとホイールを一体化させるコンセプトで、エアレスによってパンクすることがなく、高強度ポリ樹脂スポークで荷重を支え、衝撃を吸収し、作業者の快適性を確保する。

このトゥイールSSLは、日本初のエアレスラジアルタイヤの製品化で、主に建設、道路舗装工事、農業などの作業現場で使用されるスキッドステアローダーに装着し、優れた乗り心地による作業者の疲労低減とパンクでの作業中断が無いための生産性向上が期待出来るという。

また、現在日本国内のスキッドステアローダーには主に使用されているバイアスタイヤは、作業におけるスキッドステアローダーの旋回の激しさからタイヤの減りが早いことが現場の懸念であった。しかし、このトゥイールは従来の空気入りバイアスタイヤと比較し、寿命が大幅に向上、経済的メリットが期待できるとしている。

ミシュランは2014年、アメリカ サウスカロライナ州にトゥイール専用工場を開設し、スキッドステアローダーや芝刈り機用トゥイールの生産を開始後、主にカナダや北米で売上を伸ばしてきた。その後、2018年欧州、ロシアでの販売開始に続き、今回、2019年に日本導入となった。

《平川 亮》

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