PSAグループ、次世代の工場ビジョン発表…デジタル化やコネクト重視

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PSAグループの工場
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PSAグループは、フランスで開催中の「グローバル・インダストリー・エキシビジョン」において、「次世代の工場ビジョン」を発表した

PSAグループは現在、グローバルに25の車両組み立て工場と20の部品工場の合計45か所に生産拠点を擁する。次世代の工場ビジョンは、PSAグループのグローバル生産ネットワークに導入を目指すもの。

次世代の工場ビジョンでは、4つの大きなテーマを掲げる。「産業組織のパフォーマンス」では、品質、生産性、生産ラインの柔軟性の最適化を重視。「デジタル時代の製造技術」では、工場のコネクティビティ、ロボット、最適化されたメンテナンスツール、3D印刷などの導入を進めていく。

また「持続可能な工場」として、資源の最適化やエコ設計、よりコンパクトな設備を重視。「ヒューマンファクター」では、学習コミュニティ、トレーニング、労働条件などの向上を目指す。

PSAグループのサプライチェーン&生産担当、ヤン・ヴィンセント上級副社長は、「PSAグループは未来の工場への道を歩んでいる。これは本当にエキサイティングな挑戦だ」と述べている。

《森脇稔》

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