橋の欄干に衝突か、路上に投げ出されたバイク運転者が死亡---バイクは川で発見

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走行中に橋の欄干へ単独で衝突したとみられるバイクの運転者が死亡する事故が起きた。バイクは欄干を飛び越えたのか、橋の下を流れる川から発見されている。

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25日午後3時ごろ、岩手県大船渡市内の市道を走行していたバイクが橋の欄干に衝突する事故が起きた。この事故でバイクを運転していた男性が収容先の病院で死亡している。

岩手県警・大船渡署によると、現場は大船渡市三陸町綾里付近で斜線区別のない幅員約3.5mの緩やかなカーブ。同市内に在住する60歳の男性が運転するバイクは走行中に道路左側の欄干へ衝突したものとみられる。バイクは橋の下を流れる川から発見されたという。

路上で足などから血を流して倒れている男性を知人が発見して警察へ通報。男性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、回復することはなく、出血性ショックなどが原因で約9時間後に死亡している。

警察ではバイクが走行中に何らかの理由で路外に逸脱するとともに、そのまま道路左側の欄干に単独衝突したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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男性は地元の寄り合いに出席した後、一旦その場を離れており、戻ってこなかったことから知人らが捜索していたという。路上に転倒で生じたような痕跡は無かったことや、死亡した男性が左足を負傷しているなどの点から、バイクは走行中にそのまま欄干へ衝突。その弾みで川へ転落したと推測されている。

《石田真一》

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