アイシングループ、シリコンバレーのVCと55億円のベンチャー投資ファンドを設立

自動車 ビジネス 企業動向

アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュは、フェノックスベンチャー・キャピタル(フェノックスVC)をゼネラルパートナー(GP)とする、約55億円のベンチャー投資ファンドを設立した。フェノックス・ベンチャーキャピタル・ジャパンが7日、明らかにした。

アイシングループがファンドを組成した背景は、電気自動車(EV)や自動運転車、ライドシェアサービスなど、自動車産業での新興技術の勃興がある。アイシンは、シリコンバレーを中心に世界中の技術を発掘しているフェノックスVCと協力することで、世界最先端技術へのアクセススピードの加速、自動車産業の底上げにつながる提携の促進を目指す。

フェノックスVCは世界の拠点に広がるチーム力を活かしてベンチャー投資活動を行うのに加え、ベンチャー企業とアイシンとの橋渡しとして事業開発支援にも力を入れていく。

約55億円のファンドがターゲットとする投資分野は、 自動運転、ゼロエミッション、コネクテッドビークルをキーワードとした世界中の自動車関連技術全般、AI、IoT、AR/VRなどの最先端技術分野、ハードとソフトの融合をキーワードとした分野など。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集