ポルシェ『718ボクスター』に設定される高性能モデル『718 ボクスター スパイダー』新型プロトタイプを、完全フルヌードの状態でカメラが捉えた。先代981世代から大幅なパフォーマンス向上が図られると見られる。
捉えたプロトタイプの姿からは、「GTS」に標準装備されているスポーツデザイン・パッケージのフロントエプロン、厚みを増したサイドシル、大型化されたサイドのエアスクープ、ディフューザーや大型ブレーキキャリパーが確認できる。また、エキゾーストパイプがセンターから両サイドへ移動しているのも印象的だ。ルーフは引き続き手動式ファブリックだが、より密閉性が高められているという。
パワートレインは、718ボクスターの2リットル水平対向4気筒ターボエンジンではなく、『911GT3』の4リットル6気筒水平対向NAエンジンが搭載されるだろう。最高出力は現行モデルの375psから410ps程度に。0-100km/h加速は3.9秒のハイパフォーマンスが噂されており、実現すればもはやスーパーカーレベルとなる。
ギアボックスは6速MTが標準装備で、7速PDKはオプションとして提供される可能性が高い。開発車両の状態からも、ワールドプレミアは3月のジュネーブモーターショーが有力だろう。