母親と一緒に歩いていた女児、交差点を左折したタクシーにはねられ死亡

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駅近くで飲食店などが立ち並ぶ車両の交通量が少ないエリアを母親と一緒に歩いていた女児が左折してきたタクシーにはねられた。女児は収容先の病院で死亡している。

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4日午後8時50分ごろ、広島県福山市内の市道で、徒歩で道路を横断していた女児に対し、交差点を左折進行してきたタクシーが衝突する事故が起きた。女児は死亡。警察はタクシーの運転者から事情を聞いている。

広島県警・福山東署によると、現場は福山市元町付近で車線区別のない幅員約4.5mの直線区間。交差点に横断歩道や信号機は設置されていない。3歳の女児は母親と一緒に徒歩で道路を横断していたところ、交差点を左折進行してきたタクシーにはねられた。

女児は転倒した際、前輪に踏まれる状態となって腹部を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。一緒にいた母親に車両は接触しておらず、ケガはなかった。タクシーを運転してた46歳の男性にもケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場はJR福山駅から約400mの地点で、飲食店などが立ち並ぶ車両の交通量が少ないエリア。死亡した女児は母親の後方を歩いていたとみられる。警察では安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は車両の通行が少ないエリアだが、周囲に飲食店などもあることからタクシーは進入してくる。死亡した女児は母親の後ろに付くよう歩いていたが、少し離れた際にはねられたようだ。

《石田真一》

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