函館市企業局交通部は2月6日、函館市電で運行している9600形電車『らっくる号』の4両目として増備された9604号の運行を開始する。
9600形は、路面電車用の車両製造で名高い、アルナ車両が製造した2車体連接構造の超低床車両で、2007年に最初の9601号が登場。2010年には9602号、2014年には9603号が運行を開始している。
今回の9604号は、函館市企業局が2010年度から2019年度にかけて実施している「函館市LRT整備計画」に基づき製造。9600形としてはおよそ4年ぶりの増備車となった。
9604号の運行初日は、駒場車庫前発でお披露目運行が行なわれる。時刻は、駒場車庫前9時39分発~湯の川9時43分着・9時46分発~どつく前10時30分着・10時34分発~駒場車庫前11時15分着で、先着100人に乗車証明書が配布される。