車線規制された道路工事現場から発進の重機、歩道の歩行者に衝突

自動車 社会 社会

道路の拡幅工事現場から発進してきた大型重機が歩道に乗り上げ、信号待ちの歩行者を直撃した。この事故で歩行者5人が死傷している。

☆☆☆

1日午後3時55分ごろ、大阪府大阪市生野区内の市道で、道路工事現場から発進した大型重機(ショベルカー)が道路左側の歩道に乗り上げる事故が起きた。この事故で信号待ちの歩行者5人が死傷している。

大阪府警・生野署によると、現場は大阪市生野区桃谷1丁目付近で片側2車線の直線区間。大型重機は車線拡幅工事の現場から斜行するようにして交差点へ進入。そのまま道路左側の歩道へ乗り上げ、信号待ちをしていた歩行者の列に突っ込んだ。

この事故で現場近くの大阪府立生野聴覚支援学校に通う11歳の女児が重機の直撃を受け、全身強打でまもなく死亡。他の児童2人と、引率の教諭2人も骨折や打撲などの重軽傷を負った。重機を運転していた阿倍野区内に在住する35歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを続けている。

事故当時、現場の第1車線は工事のために通行を規制。第2車線は一般車両が通行できる状態となっていた。重機は第1車線側で停止していたが、交差点で斜行して道路左側の歩道に乗り上げたものとみられている。警察の聴取に対して運転者の男は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

☆☆☆

現場では道路の拡幅工事が実施されており、一般車両が通行できる車線は複雑に入り組んだ状態となっていた。何らかの運転操作ミスが事故につながったものとみられているが、現時点ではペダル踏み間違えによるものとは断定されていない。警察は現場付近に設置された防犯カメラ映像の分析を進めるなどして、事故に至った経緯を調べている。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集