首都高は「責務の自覚を」---大雪通行止めで石井国交相

自動車 社会 行政
石井啓一国交相(26日・永田町)
  • 石井啓一国交相(26日・永田町)

22日の降雪に影響を受け、今も首都高速の一部で通行止めが続く。石井啓一国土交通相は26日の会見で首都高速会社に対して「首都圏の幹線交通を担っているという責務」の自覚を求めた。

26日11時現在の通行止めは、5号線の一部、埼玉大宮線、埼玉新都心線の一部約20kmで続いている。昨日の見通しから、5号池袋線で若干の遅れがあるが、本日中には全面開通の見込みだ。

国交省は首都高速に対して、4日間に及ぶ通行止めの原因を検証し、具体的な対策を講じるよう指示した。石井氏は「通行止めの時間を少しでも短縮できるよう今後最大限の力を発揮していただきたい」と、厳しく求めた。

さらに、全国の高速道路管理者に対して同省は、走行不能になりやすい急こう配区間の雪に弱い箇所を洗い出し、早期の通行規制等の措置やドライバーへの情報提供を準備するよう注意喚起した。

首都高速の通行止め区間(26日11時30分現在)
・高速5号池袋線(高島平~美女木JCT)上下
・高速埼玉大宮線(美女木JCT~与野)上下
・高速埼玉新都心線(与野~さいたま見沼)上下

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集