スーパーマーケット駐車場内での死亡ひき逃げ、高齢の男を逮捕

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スーパーマーケット駐車場内で発生した死亡ひき逃げ事件。被害を受けたのは高齢女性だが、クルマの運転者も高齢の男だった。

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今月15日、栃木県鹿沼市内のスーパーマーケット駐車場内で発生した死亡ひき逃げ事件について、栃木県警は17日、同市内に在住する87歳の男を引き逃げ容疑で逮捕した。容疑への関与を否認しているという。

栃木県警・鹿沼署によると、問題の事故は2018年1月15日の午前10時45分ごろ発生している。鹿沼市西茂呂付近にあるスーパーマーケットの敷地内駐車場を歩いていた71歳の女性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突。女性は近くの病院へ収容されたが、骨盤骨折などの外傷性ショックが原因で約14時間後に死亡した。

事故を起こしたクルマは逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃証言や防犯カメラ映像から車両を特定し、同市内に在住する87歳の男が事件に関与したものと判断。17日に自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

事後の調べで、男のクルマは事故直後に駐車場内で停止していたことが判明。事故の目撃者が降車を促し、現場まで戻るように諭していたが、隙を見てその場から逃走したという。男が運転していたクルマの底部には事故で生じたとみられる擦過痕も確認されたが、警察の聴取に対して男は「店には行ったが、事故は起こしていない」などと供述して容疑への関与を否認しているようだ。警察では目撃者からも事情を聞き、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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警察の聴取に対して男は容疑への関与を否認しているようだが、事故直後には目撃者から「事故を起こしましたよ」と声を掛けられ、現場へ戻るように諭されていたことも判明した。警察へ通報している隙に逃走したという。

そうした状況でありながら「事故は起こしていない」と供述するのは、認知症の症状を疑うべきなのか、それとも責任逃れを意図して「やっていない」と供述していることを疑うべきなのか。
《石田真一》

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