渋谷年越しカウントダウン、芸能人も登場しさらにイベント色強く

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東京・渋谷の年越しカウントダウンが、よりイベント色を強めて、多くの外国人を中心に駅前スクランブル交差点などに、主催者発表で6万5000人以上の来訪者を集めた。

渋谷駅ハチ公口を中心に来訪者が押し寄せる地域を車両通行止めにして歩行者専用として、車道も来訪者に開放したのは2016年‐2017年が最初だ。渋谷区と地元商店街、再開発事業者が事務局を組織し、カウントダウン騒乱をイベント化した。歩行者開放から2年目になる2017~18年は、コカ・コーラがイベント・スポンサーとして名乗りを上げた。

スクランブル交差点を一望できる駅連絡通路のウインドは、歩行者の滞留を避けるためにパネルで目隠しされた。新年を目指して押し寄せる来訪者を分散させるため「SHIBUYA109」や「渋谷モディ」の前にもステージを設置。そこには渋谷区の長谷部健区長や芸能人のゲストも登壇し、コカ・コーラやイベントを盛り上げるための真っ赤な紙製シルクハットなどが配布された。

イベント周知のためPR会社はルーフステージ付きのイベントカーをテレビメディアのために用意。Qフロントのマルチビジョンなどには、イベント中継の合間に提供企業のPRスポット、変わりつつある渋谷の未来図などが来訪者向けに流された。イベント・ステージでは司会者がカウントダウンを盛り上げ、その様子がマルチビジョンにも中継されて、カントダウンの瞬間を沸かせた。混乱を恐れて自粛気味にマルチビジョンを使っていた2016~17年とは違う。年の訪れと共に、ニューヨークのそれを思わせる紙吹雪も舞った。大きく様変わりだ。

交通規制と警備を行う警視庁は、今や裏方だ。話題だったDMポリスは、歩行者にこう呼びかけた。

「世界を代表する観光名所となります。大勢の人でにぎわっています。まわりをご覧ください。小さなお子さんもいます。飛び跳ねると思わぬケガのもとになります。事故が起きると、主催者がイベントを中止することもあります」

3年ほど前、円滑な交通を守るためにと機動隊の規制線を築き、それを歩行者が突破してスクランブル交差点に飛び出した年越し騒乱は、はるか昔のことのようだった。
《中島みなみ》

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