タカタ、KSSに相安定化硝酸アンモニウムを除く全事業を1750億円で売却で最終合意

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タカタのエアバッグ(車はホンダ・アコード) (c) Getty Images
  • タカタのエアバッグ(車はホンダ・アコード) (c) Getty Images
タカタと米国のキー・セイフティー・システムズ(KSS)は、タカタグループが全世界で保有する資産と事業をKSSに譲渡することで最終合意したと発表した。

KSSは、相安定化硝酸アンモニウム(PSAN)を使用したエアバッグインフレータの製造と販売に関する一定の資産と事業を除くタカタの全事業を総額15億8800万米ドル(約1750億円)で取得する。

PSAN関連事業は、KSSへの事業譲渡完了後、タカタグループが運営するが、最終的には清算される予定。

タカタグループでは、生産ニーズに合わせ、エアバッグインフレータ改修キットの生産を継続して供給する予定。

今回の事業譲渡の完了には、日本と米国の裁判所による承認、一定の自動車メーカーとの合意、政府機関の承認などが条件で取引は2018年3月までに完了する見込み。

タカタでは、KSSへの事業譲渡による売却代金を、米国司法省との司法取引合意に基づく自動車メーカーのための補償基金に係る義務の履行、事業再生に係る管理コストと費用、一般債権者への弁済に充当する。

タカタの高田重久会長兼社長は「事業譲渡手続きの完了およびこのプロセスを始める際に定めた目的の達成に向けた重要な一歩。当社にとっての最優先事項は顧客に対して、市場措置の対象となっている車両向けの改修キットを含む製品を安定供給すること、および当社の従業員の安定雇用を確保すること。当社は、統合後の事業が全世界にまたがる自動車業界で長期的な成長を遂げていくことを確信している」とコメントしている。
《レスポンス編集部》

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