テロか?! 松山市中心部で白昼暴走、6件の事故を起こした男を逮捕

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交通量も多く、路面電車の併用軌道もあるような松山市中心部を逆走や高速度で暴走しており、死者が出るような事故に発展しなかったというのは奇跡でしかない。

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13日午後1時55分ごろ、愛媛県松山市内の国道196号で当て逃げを起こした乗用車がその後に暴走を開始。暴走中に少なくとも5件の当て逃げやひき逃げ事故を起こした。警察はクルマを運転していた男を逮捕している。

愛媛県警・松山東署によると、最初の事故は松山市鴨川2丁目付近で発生した。「乗用車が他車に当て逃げした」というもので、その数分後には約1.5km離れた松山市衣山1丁目付近でも同様の当て逃げ事故が発生した。

警察では一斉手配を行ったが、容疑車両とみられる乗用車は松山市中心部で暴走を開始。クルマの進入が原則禁止されているアーケード内なども暴走し、松山市花園町付近の市道では横断中の自転車をひき逃げする事故も起こした。

クルマは約40分に渡って逃げ続けたが、松山市大手町1丁目付近で自走できなくなり、運転していた男は信号待ちをしていた前走車を奪って逃走しようとしたが、追跡していた警官に取り押さえられ、道路交通法違反(転回禁止など)の現行犯で逮捕されている。

逮捕されたのは今治市内に在住する41歳の男で、聴取に対しては「自暴自棄になっていた」などと供述しているようだ。最初の当て逃げも加えると、警察が認知してるだけで6件の事故を起こしており、警察では危険運転容疑の適用も視野に入れ、暴走に至った経緯などを詳しく調べる方針だ。

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警察は追跡するパトカーや白バイなどを多数投入していたが、逃走しているクルマの運転者を興奮させないように距離を置いて追跡したり、他車を巻き込む事故に発展することを危惧して強制的な抑止を行わなかったようだ。

今回の容疑者は「自暴自棄で暴走した」と供述しているようだが、海外では「多くの人を死傷させようと企てた故意の車両暴走によるテロ行為」も頻発しており、2020年の東京オリンピック・バラリンピックに向け、こうした暴走行為を効果的に抑止する方法も検討すべきだろう。
《石田真一》

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