米国のヘネシー・パフォーマンス・エンジニアリング社は10月19日、新型ハイパーカー、『ヴェノム F5』を11月1日、米国ラスベガスで行われるSEMAショー2017で初公開すると発表した。
ヴェノム F5は、世界最速の量産スーパーカー、ブガッティ『シロン』を凌駕するべく開発されているハイパーカー。車名の「F5」とは、竜巻(トルネード)の規模を表す等級の最高ランク、F5に由来。藤田スケールによると、F5レベルの竜巻の風速は、261~318mph(約420~512km/h)に達するという。
新型ハイパーカーのヴェノムF5では、これにちなんで、300mph(約483km/h)の最高速が目標。なお、シロンの最高速は420km/h(リミッター作動)で、リミッター解除時の最高速は未公表。
なお、ヘネシー・パフォーマンス・エンジニアリング社はSEMAショー2017でのワールドプレミアに先駆け、ヴェノム F5のリアスタイルの画像を公開。角度調整式のリアウイングや3本出しのマフラーが、迫力のリアスタイルを演出している。