ワゴン車が無人滑走、止めようとした運転者ごと水路に転落

自動車 社会 社会

25日午後3時ごろ、岡山県岡山市南区内の市道で、路上に停車していたワゴン車が無人のまま滑走。これを止めようとした運転者の女性ごと用水路に転落する事故が起きた。女性は意識不明の重体となっている。

岡山県警・岡山南署によると、現場は岡山市南区西高崎付近で車線区別のない幅員約3.5mの直線区間。ワゴン車は路上に停車していたが、無人の状態で滑走を開始。このクルマを運転していた50歳の女性が駆け寄って止めようとしたが、クルマごと道路右側を流れる農業用の水路(幅約2m、水深約50cm)に転落した。

女性はクルマの下敷きとなって全身を強打。近くの病院へ収容されたが、意識不明の重体となっている。

現場は女性の自宅前。クルマはオートマチック車で、シフトレバーがドライブ位置に入ったまま。サイドブレーキも使われていなかった。警察では女性が適切な駐車操作を怠ったままクルマを離れたところ、クリープ現象によって無人滑走を始めたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース